マイ・タイムライン防災手帳

東日本大震災から11年を迎えるに当たり、改めて犠牲となられました方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。

今年も、被災地東北に想いを馳せながら地域の人々の思いと動物たち、そして震災を「忘れない」ことの大切さを深く考える日にできましたらと思います。

今も2523人の行方が分かっていないとニュースになっておりました。ペットも離れ離れになり、そのまま見つかっていない方もいらっしゃるのではないかと思います。

誰かの元で、幸せであることを願いつつ、どうしているのだろうかと気になり心を痛めておられるのではないでしょうか…
環境省のペット同行避難、ペットと一緒に安全に避難することは、こうしたことも回避するために推奨されました。
避難=避難所とは、書いておりません。安全な避難です。おうちの子に合わせた避難の選択肢をたくさん持っておくことが重要です。

そしてこの6月からは、販売ペットにマイクロチップが義務化されます。

ですが、猫🐈はその辺を歩いていても、地域猫?飼い猫?どっち??となり、保護されないケースもあります。
マイクロチップで安心せず、迷子札とマイクロチップの両方を装着することで、保護される確率も上がります。

そして震災や豪雨災害を経て、ペットの防災、減災も少しずつ進化してきました。ですが、何より大切なのは「うちの子に合わせた備え」だと私たちは考えます。

そこで、マイタイムライン機能と健康管理機能を合わせ持った防災手帳をこの度発行しました!

http://vnat.bitter.jp/mytimeline_medicine_book/

以前発行した防災手帳を実際に書いて頂き、その飼い主さまのご意見を組み込みリニューアルしております。
また動物支援ナースの隊員が集まって「動物の健康を守ることは飼い主の安寧に繋がる!」として、あれこれ試行錯誤しました。

この手帳をご活用下さる方々が、過去の教訓を生かしつつ、いつまでもペットとともに地域で健やかに過ごして頂けますよう、この11年目にお送りします。

動物支援ナース、動物支援サポーター 一同