京都にて開催されました学術集会に参加しました。

私たちが作成した「ひととペットの防災手帳」について、検証、分析を行い、それを発表して参りました。

動物看護師の視点で作成しましたので、手帳のあちこちに、専門職としてのエビデンスを散りばめて作成しています。

「健康面(動物看護)」「安全面(危機管理)」について、その効果を調べ、改訂していくことも大切な「動物看護」です。

現在の手帳は、改訂版になります。

http://vnat.bitter.jp/mytimeline_medicine_book/

初版を実際に書いて頂き、検証した上での改訂です。もちろん改訂した手帳も、今後も検証を行い改訂していき、より安全で、より安心な手帳にしていきたいと思います。

看護研究の目的は、対象者にとって意義のあるもの、看護の力を最大限に引き出すためにはどうしたらよいか等、疑問を詳しく調べ、深く探求して明らかにすることです。

防災手帳も動物看護師の視点で作成しましたので、なぜ?どうして?と思考し、一つ一つ丁寧に答えを見つけていくことは、どんな看護にも必要なことです。

そして研究は、一人ではできません。今回の研究も、隊員、飼い主さまの協力はもちろんですが、研究の場を提供して下さる人たち、これまで積み重なった先人の知恵や研究があるからこそ、事象に根拠が持て研究が成り立つのです。

そうした様々なことに感謝し、動物看護を学問として行けるよう今後も研鑽してまいります。

第100回って獣医師の先生凄いなぁ〜。立派なホテルにて、久々の対面での学術集会でした。