「マイ・タイムライン」は、豪雨による洪水や土砂災害がおこりそうなときの自分や家族(ペット)の行動をあらかじめ決めておくものです。
動物支援ナースでは、「マイ・タイムライン」を記入できる防災手帳をつくりました!
飼い主さんと動物たちの安全のために、事前に準備できる心構えについて考えるため「マイ・タイムライン防災手帳」を作ってみましょう!
このページでは、完成したマイタイムライン防災手帳の書き方についてご紹介していきたいと思っています。
動物支援ナース マイ・タイムライン防災手帳をご希望の方はお問い合わせよりご連絡ください。
1.マイ・タイムラインとは
「マイ・タイムライン」は、豪雨による洪水や土砂災害が起こりそうな時の自分や家族(ペット)の行動をあらかじめ決めておくものです。
天気予報を見ることで、予測が可能な災害に関しては、事前に準備が可能です。
自治体の避難情報や天気予報を目安に、そのときどんな行動をとるか、決めておきましょう。
2.平常時の確認事項
何よりも大切なことは命を守る行動をすることです!
そのためには、避難先を「避難所」にこだわらず、安全な場所を検討しておきます。
ハザードマップを見て、水害の可能性が低い親せき宅などと連携しておくとよいでしょう。
家族が全員そろっているときに避難できるとはかぎりません。
万が一に備えて、集合し合うための場所もきめておくとよいです。
指定避難所はたいへん混み合います。避難所の中の「どこか」まで決めると安心です。
3.マイ目標
自分と家族のわかりやすい目標を決めておきましょう。
家族全員が「最も重要とすること」が目標に組み込まれることが大切です。
目標によって、行う行動が変化しますので、時間がかかっても家族みんなで話し合って決めることも大切です!
ペットのためには、この目標を達成するための大切なポイントを挙げておきました。
チェックしてみてください。
※狂犬病に関しては、犬のみです。
4.マイ・タイムライン
・あなた欄
飼い主さん自身の動きを想定しましょう。
災害から「三日前」を想定するのは難しいと思いますが、ハザードマップや自治体から発信させる情報を目安にするとよいです。
少なくとも、自主避難の呼びかけがでた時点で「前日」から「当日」と考えると安全です。
特に、避難に時間がかかるお年寄りなどがいるご家庭ではこの点早めの設定がよいでしょう。
・ペットの行動欄
ペットのための動きを想定しましょう。
持病がある子は特に、「三日前」をもっと早く想定してもよいと思います。
かかりつけの獣医さんとの連携が重要です!
1.写真
飼い主さんと一緒の写真をお勧めします。
万が一迷子になり、保護されたときの所有者確認にも役立ちます。
2.持ち出し品リスト
バッグに入れて持ち出せるものです。
あまりに重いと避難が困難になりますので、優先順位をしっかりつけていきましょう!
3.ペットプロフィール
避難先での暮らしが長引き、飼い主以外にお世話の手を借りる場合や、
万が一迷子になってしまった場合、探すときに必要な情報です。
4.備蓄品リスト
避難するときの「持ち出し品」とは別に、自宅避難や長期避難の場合に取りに帰る場合の物資です。
大きなペットボトルのお水や頑丈なケージなどを想定して用意しましょう。
5.飼い主プロフィール
人も動物も一緒に安全な避難をするために、自分自身のことも書き込んでおきましょう。
頼れる親戚やペットのことをお任せできる友人の情報もここに!
6.適正飼養できていますか?
普段からしつけ・病気の予防・所有者の明示をしっかりしておくことで、避難生活が安全に送りやすくなります。
もし、できないことがあればどうぞご相談ください!