「マイ・タイムライン」は、豪雨による洪水や土砂災害がおこりそうなときの自分や家族(ペット)の行動をあらかじめ決めておくものです。

動物支援ナースでは、「マイ・タイムライン」を記入できる防災手帳をつくりました!この防災手帳には、健康管理ページも豊富に用意されています。被災地や動物保護シェルターで活動してきた動物看護師が、「この子たちの、こんな健康情報が知りたかった!」という切実な想いが込められています。

避難先や保護先で、持病やお薬・アレルギーなどについて記載されている手帳があれば健康管理の役にたつことは間違いありません。困った行動や複雑な性格などについても記入しておいていただけるととても安心です。

飼い主さんと動物たちの安全のために、事前に準備できる心構えについて考えるため「マイ・タイムライン防災手帳」を作ってみましょう!

このページでは、完成したマイタイムライン防災手帳の書き方についてご紹介していきたいと思っています。画像の赤い文字が記入例の部分です。ご自身のご家庭にあったものを記入してください。

このマイ・タイムライン防災手帳をご希望の方は、お問合せからご連絡下さい。書き方講座とセットでご用意いたしております!

手帳が手に入るイベントやセミナーの情報は https://vnat.bitter.jp/category/seminar/timeline/ こちらの記事一覧からご覧ください。皆様のお近くでイベント等が開催されることもございます。ご参加をお待ちしております!


2023年12月2日にオンラインで防災手帳セミナーを開催いたします!手帳をご希望の方は、ぜひご参加下さい。

お申し込みはこちらから

https://hitotopet1202.peatix.com/


1.飼い主プロフィール

飼い主自身の防災手帳としてお役にたてる内容になっています。

家族のことや頼れる知人のことなど記入しておきましょう。ご自身に万が一のことがあったときにも、ペットのことをお願いできる方のリストがあれば安心です。ここに記入するときには、当人と相談の上で記入しましょう。

2.ペットプロフィール

可能な限りわかることを記入してください。

性格などには、注意点も記入しておいていただけると安心です。

避難所飼育などで、他の動物たちと接する機会が増える場所にいくこともありえます。しっかり予防注射が終わっていることをここで確認できるとほかの飼い主さんへの安心にもつながります。

3.同行避難について しつけ・予防・所有者明示はしていますか?

すべてにチェックを入れることができれば最高です。

でも、チェックができない項目があってもがっかりしないでください。普段の生活の中で飼い主さんご自身が気を付けなければいけないこととして、しっかり顧みることができるのが大切なのです!

所有者明示は必ずチェックを入れることができるようにしておきましょう!

4.持ち出し品  5.備蓄品

印刷済みの欄の物で、「うちの子に必要なもの」があれば、チェックをして持ち出し品用バッグや備蓄倉庫に入れましょう。

空欄には、オリジナルの必要物資を記入してチェックを!

6.マイタイムラインとは

目標を明確にしておきましょう!この目標のために準備をしよう、と考えることで自分ができることがはっきりします。

マイ・タイムラインを書いてみましょう!

豪雨などの水害を想定し、災害当日より三日前からの行動を考えておきます。

ひと欄には皆さんご自身とご家族のことを。

ペット欄にはペットのための行動を記入しましょう。

事前準備を早めに考える人ほど、当日欄は記入するものが少なくなるかもしれません。それはとても良いことです!

マイ・タイムラインは水害を想定していますが、この欄には地震や火災など突然おきる災害に備えて「地震がきたらこんな風に動く!」ということを記入しておくのもよいでしょう!

7.健康手帳 8.お薬手帳

普段の健康管理にお使い下さい。

日頃どんなお薬を飲んでいるか?病歴は?かかりつけの病院は?

これらの情報が災害時の避難先やお預け先でやくにたつのです!