令和6年能登半島地震の支援報告2025(初動からこれまでの活動を更新)
令和6年能登半島地震の初動の支援内容は、こちらから
2024年度の活動については、こちらから
【第7回能登町仮設住宅ペット相談会】
日時:3月16日(日)10時~17時、3月17日(月)珠洲市、輪島市
天候:雨
参加者:佐山(新潟県愛玩動物看護師)、西村(山口県愛玩動物看護師)山口先生(石川県七尾市獣医師)
訪問応急仮設住宅:うかわ、まつなみ、ふじなみ
他、おぎ1件、かんまち1件、しろまる1件、輪島市町野町
支援物資:アイラップ、ポケットティシュ、猫缶、歯磨きガムなど
物資協力:アンチノールスキンスプレー(株式会社V&Pさま)https://vetzpetz.jp/products/antinol-skin *獣医師確認あり
病院用ちゅーる(いなばペットフード株式会社さま)https://www.inaba-petfood.co.jp/product/wellness/
今回も石川県七尾市の希望の丘どうぶつ病院の獣医師、山口先生にご同行いただきました。年末同様、雨の中の活動には予定通りいかないことも…
雨ガッパがいいのか、傘がいいのか、未だに正解がわかりません。そして訪問日をお知らせしている分…天気の悪い中での訪問となり、申し訳ない気持ちもしてきます。



前回の訪問時に腎臓病治療していた猫ちゃんが亡くなっていたり、多飲多尿で受診を勧めた猫ちゃんが糖尿病と診断されその後亡くなったり…と、ペット達の体調に変化がみえてきました。
応急仮設住宅に入居し、生活が落ち着いてきたであろう時期のペットロス。グリーフケアが大切です。またペットにも災害関連死があるのではないかと考えています。ですが症例数が少なく、分析が難しいとも感じています。今後全国にいる隊員が、被災地に関わり続けることで人医療のように証明され、対策していく未来につながると良いと思います。
そして珠洲市のほうにも足を運びました。飯田公民館のペット同伴避難所は、閉鎖されていました。復興はしつつありますが、家屋はそのままであったり、道路状況が悪かったり…報道はされなくなってきましたが、支援が必要なところはまだまだあります。
日頃は、能登町を中心に活動を行っていますが、日本レスキュー協会さんから「輪島市方面にもニーズがある」とのことで訪問しました。滞在時間も長くないので、行えることは少ないですが、連携しつつ「ペットニーズ」が安心なものに変わっていくと良いと思います。
次回は、4月23日(水)です。
【第8回能登町仮設住宅ペット相談会】
日時:4月23日(水)10時~17時
天候:雨のち曇り
参加者:千葉(石川県愛玩動物看護師)、山口先生(石川県七尾市獣医師)、輪島さん(石川県愛玩動物看護師)
支援物資:ラバーブラシ、アイラップ、ポケットティシュ、猫缶、歯磨きガムなど
対象応急仮設住宅:まつなみ、しろまる、ふじなみ、うかわ
他:輪島市町野町
スタートはあいにくの雨で、小降りの中能登町の応急仮設住宅を訪問しました。
能登町内では、4か所の仮設団地を巡回し、これまでの活動でペットの情報を得られた住宅を訪問して、相談事がないか確認して回りました。これまでの相談会でお話を伺ったお宅だけではなく、敷地内の立ち話で動物支援ナースの名前を出すと、「同じ仮設内の友達から話聞いてたよ」と新しい飼い主さんがわざわざ話を聞かせてくれることもありました。活動によって少しずつ動物支援の輪が広がってきていると感じました。
イカキングも診察してきましたよ!お元気なようですw



特に相談事はないとおっしゃる飼い主さまが多かったですが、皮膚を痒がっていたり、嘔吐があったりといった症状があるペットには動物病院の受診をお勧めしたり、吠え声が近隣の迷惑じゃないか心配といった声については、おやつで気をそらすなど行動面でのアドバイスを行いました。
動物以外の普段の生活に関しても困り事がないか聞いて回りましたが、こんなこと話すのは申し訳ないと遠慮がちな反応が多く(基本石川県の方は遠慮がちな傾向がありますが)、質問の投げかけ方など今後の課題であると感じました。

最後に能登町を離れ、輪島市野町の飼い主さんにもお会いしてきました。こちらは日本レスキュー協会の方と一緒に訪問しました。日頃被災者の方とのコミュニケーションを密に取られている、日本レスキューの方の、丁寧な声掛け、質問の仕方はとても参考になりました。訪問先は被災した自宅の納屋で飼われている3頭のミックス犬でしたが、前回の訪問時に心配されていた健康上の不安が悪化していないか、動物病院に受診したかなどの点を確認しました。前回と大きく状況は変わりありませんでしたが、近々狂犬病予防接種に合わせて近隣の動物病院に行き、不安点も相談してくると飼い主さんから伺うことができて一安心でした。
同行していただいた山口先生、輪島さんのおかげで、限られた時間の中多くの仮設を回ることができました。最後に「また来ますね」と声掛けすると、「よろしくお願いします」と言って下さる方が多く、有意義な活動になったと思います。
次回は、6月29日(日)の予定です。
【第9回能登町仮設住宅ペット相談会】
日時:6月29日(日)9時半~15時
天候:晴れ
参加者:佐山(新潟県愛玩動物看護師)伊東(千葉県愛玩動物看護師)山口先生(石川県七尾市獣医師)松山さん(石川県愛玩動物看護師)
支援物資:猫用&犬用経口補水ゼリー、人用経口補水パウダー、犬用ラバーブラシなど
対象仮設住宅:うかわ、まつなみ、ふじなみ、しろまる 他、やなぎだ1件
今回は、千葉県から隊員の伊東さんもお越しくださいました!
前日から、てとめっとハウスに宿泊させて頂きました。
てとめっとハウスは、看護師の山中弓子さんが、借りておられる一軒家です。
出典:Googleマップ 親子支援・災害看護支援*てとめっと 支援拠点 能登町ベース てとめっとハウスhttps://maps.app.goo.gl/gbcGbD7bG3RY8Ej98
山中さんは、以前は、岡山の真備町の支援を長期で行っておられ、今回も発災直後から現在まで能登半島に滞在されています。被災地の方々にとって【いつも同じ人が関わってくださる】それだけで、とても安心できると思います。
またスポットで参加する私たちのような支援団体にとっても、地元とつないでくださる本当に有難い看護師さんです。
そして、てとめっとハウスの近隣ににわとりがいるようで、早朝から「コケコッコー」と起こしてもらい!訪問までに能登町役場の付近(宇出津町)を歩いてみました。建物の修繕が入っているところが多く、1年前とは違う印象を感じました。
遅いとは言えど復興してきている町並みを嬉しく思いました。



応急仮設住宅の訪問は、石川県七尾市の希望の丘どうぶつ病院の山口先生のほか、地元石川県で働く愛玩動物看護師さんもご同行くださいました。他県から伺っている隊員もおりますが、少しずつ地元に機能を戻していくということも考える必要があります。 ですが可能なかぎり関わり続けていければとも思いますので、地元の愛玩動物看護師が、同行して頂けるのは、嬉しい限りです。



今回は、熱中症対策の啓発として、PET SWEAT®と人用の経口補水液パウダーを持参しつつ訪問しました。 いつもの巡回順ではなく変更したこともあってか、いつも会う奥様ではなく旦那様であったりと、同じご家庭でも違う話が聞けることもありました。巡回中は、すれ違う住民の方にも経口補水液パウダーを渡すと嬉しそうな笑顔をいただきました。こちらも温かくなります。暑さに警戒しつつも、こういったアイテムがあると安心につながるのかもしれません。 健康状態に気になる動物はいなく、飼い主さんの体調も気遣いながら訪問を終えました。 今週末はあばれ祭りのようで、能登町はところどころ賑わいを見せていました!



お昼はイカの駅つくモールという道の駅でとり、モニュメント前でパシャリ!
もちろんお土産も購入! 毎回来て良かった、また来たいと思える時間です。
次回は、暑さが落ち着く頃を予定しております。
2025年度の活動は、動物支援ナースの隊員の会費と、
一般財団法人 兵藤哲夫アニマル基金さまhttps://www.facebook.com/hyodoanimal
一般社団法人 ひとtoペット主催【ひととペットの防災手帳セミナー】でのご寄付
https://doubutsushiennurse.peatix.com/
に支えて頂き、実施しております。


